更年期障害になってしまったら?知っておきたい更年期障害のこと

症状別更年期障害の症状

婦人科的症状

今まで一定の周期で月経を迎えてきた人も更年期になると、月経のサイクルが乱れてきます。また出血の量や日数にも変化が現れます。これらの加齢に伴う生理的な変化以外に、膣炎や子宮筋腫、子宮がんなどの病気が隠れている場合があるので、不正出血が続くようであれば婦人科に相談しましょう。また尿漏れも更年期の頃から症状が現れます。

気恥ずかしさから尿漏れで医療機関を受診することをためらってしまう人がいますが、放置することで治療が困難になる場合があります。

尿道周囲の筋力が低下してしまうことで起こる腹圧性尿失禁と呼ばれる症状の場合には尿道の周りに医療用の補強テープを通す比較的簡単な外科処置で対処可能なので、50代頃には早めに受診することをお勧めします。

また中には急な尿意に我慢できず失禁してしまうケースや何度もトイレに行く頻尿などを訴える人もいますが薬で治療可能な場合があります。このような人は水分の取りすぎに注意し、泌尿器科や婦人科に相談しましょう。尿漏れは骨盤底部の筋肉や繊維組織が緩むことで骨盤内の膀胱と尿道が不安定になり、咳やくしゃみで腹圧があがった場合び起こります。

最大の原因は妊娠、出産で、妊娠中や産後であれば若い人でも経験します。閉経後の尿漏れは出産経験に加え、筋力の低下やエストロゲンの減少により尿道周辺の筋肉が変化して起こりますが、怖いのは糖尿病や脊椎、腰椎のトラブルによる尿漏れです。尿漏れに加え、腰痛がある人や糖尿病を指摘されている人は注意しましょう。

血圧も更年期になれば高くなっていく傾向があります。これは自律神経の乱れによるものです。家庭用の血圧計を利用するなどして、定期的に毎日血圧の変動をチェックすることで心臓病や虚血性脳疾患の予防に役立ちますので、更年期を迎えたら血圧をチェックする習慣をつけましょう。

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