症状別更年期障害の症状
耳鼻科的症状
ここでは更年期に発生する耳鼻科的症状についてご紹介します。耳鳴りは非常に多く見られる症状です。耳鳴り自体は病気ではありませんが、耳鳴りを起こす原因に貧血、高血圧、動脈硬化症、糖尿病などが考えられます。
ある日突然耳鳴りが断続的に起こったり、片方だけの耳鳴りや音の大きさが変化する拍動性の耳鳴りの様な場合は耳鼻科に受診をしましょう。加齢による難聴は老人性難聴と呼ばれます。これは更年期よりももっと高齢になって発症する場合が多いのが通常です。
したがって更年期に起こる難聴の場合は耳の諸器官に障害がある場合が考えられます。まず外耳や中耳に障害がある場合は伝音難聴と呼ばれます。この場合、耳垢の蓄積や中耳炎が原因と考えられます。また内耳の損傷によって起こる難聴は感音難聴と呼ばれ、老化やメニエール症候群、慢性的な騒音によって引き起こされると考えられています。
この伝音難聴と感音難聴を両方併せ持つ場合を混合難聴と呼びます。まためまいも更年期には注意が必要な症状の一つです。それは嘔吐感やろれつが回らないなどの症状を伴った場合で中枢性のめまいと呼ばれ、小脳梗塞、小脳出血などの脳血管障害など重大な疾患が原因となっている場合があります。
これらは早期治療が重要となります。めまいを感じた場合には転倒して怪我をする恐れもありますので急な動作を避け何かにつかまって体を支えましょう。症状が治まったら出来るだけ早く専門医に相談してください。更年期に入って急にいびきが酷くなったという人は注意が必要です。
それは睡眠時無呼吸症候群の可能性があるからです。この病気は脳に十分な酸素の供給が出来なくなるために様々な脳血管障害、また循環器にも負担をかけるため不整脈や高血圧、心不全などの重大な疾患を引き起こす可能性があります。