更年期障害になってしまったら?知っておきたい更年期障害のこと

症状別更年期障害の症状

精神科的症状

更年期を迎える頃になると、不安や孤独感を強く感じることがあります。この時期は子供が独り立ちする時期と重なることが多いため急激な生活環境の変化に対応できず、気分の落ち込みや喪失感が長期にわたる「空の巣症候群」が起こります。

このような場合は一人で抱え込まずに婦人科や心療内科でカウンセリングを受け、必要ならば症状に見合った薬の処方を受けましょう。また不安やあせり、気分の落ち込みなどは更年期症状の代表的なものの一つですが、うつ病の症状としても良く知られる症状です。

これらの精神症状が更年期に原因があるとするならばかかりつけの婦人科で適切な治療を受けることでほとんどの場合、1~2ヶ月程度で快方に向かいますが、治療が長引いても症状の改善が見られないような場合はうつ病の可能性があるので心療内科や精神科などの専門医に相談しましょう。また更年期には不眠症と同じような症状があらわれます。

不眠にはいくつかのタイプがあり、医療機関から症状にあった正しい処方をしてもらうことが大切ですが、日常生活において個人的に心がけたいことがいくつかあります。規則正しい生活を送り生活リズムを崩さないようにしましょう。また寝る前にぬるめのお湯でゆったりと入浴する、軽くストレッチをする、アロマセラピーを取り入れる、心地よい音楽を聴くなど自分にあった方法を見つけくつろぐようにしましょう。

更年期の精神症状が原因でアルコール依存症に陥る人もいます。女性は男性よりもアルコールの血中濃度が高くなるスピードが速く、しかも排泄が遅いという報告があります。アルコールの摂取量が多くなった、家事をしながらアルコールを飲む習慣が付いたなどはアルコール依存症のサインです。早めに専門医や精神福祉センターや保健所に連絡し専門家のセラピーを受けましょう。

他にもイライラしたり怒りっぽくなったりすることや、何となく体調が悪いのだけど検査を受けても原因がはっきりしない不定愁訴を訴えたりすることがあります。更年期症状であれば体調が落ち着くことで症状も改善しますが、うつ病や仮面うつ病が隠れている場合も否定できないので精神的な症状は見過ごさず、早いうちに医師に相談することが大事です。

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