更年期に気をつけたい病気
糖尿病
糖尿病とはすい臓で作られるインスリンの分泌が阻害されたり抑制されたりすることで、血液中のブドウ糖をエネルギーとして利用できなくなり、血糖値が高いままの状態が続いてしまう病気です。原因は遺伝、肥満、運動不足、ストレスがなどがあります。
更年期前後の時期は女性にとってホルモンの分泌の変化や環境の変化が訪れる時期でもあり、遺伝以外の後天的な原因を作りやすいとも言えます。糖尿病も自覚症状が殆ど無く知らないうちに進行している怖い病気ですが、糖尿病にかかって最も気をつけなければならないのは合併症です。
更年期頃には年に1度は定期健診などを活用して糖尿病の早期発見、治療を開始することがとても大切です。具体的な自覚症状はほとんど無い糖尿病ですが、体がだるい、のどが渇く、急激に体重が減るといった症状が出た場合には既に合併症を起こしている可能性があります。
糖尿病の代表的な合併症といえば、抹消神経障害による手足のしびれ、糖尿病性網膜症といわれる視力の低下、糖尿病性腎症といわれる腎機能障害などがあり、更に放置すると失明、四肢の壊死や昏睡状態に陥ることもあり時として命にかかわります。
また四肢の壊死が酷い場合には切断するしかなく、慢性腎炎を起こすと人工透析を受けなければならなくなるなど糖尿病は放置できない怖い病気なのです。糖尿病治療のメインはインスリン注射や内服薬ですが、同様に普段の生活でセルフコントロールすることも非常に大切です。
規則正しい食事、甘いものや脂肪の摂りすぎを控える、野菜中心のメニューなど食事療法を取り入れてカロリーコントロールに気をつけバランスの良い食事を心がけることで血糖値は改善されます。また同時に適度な運動も糖尿病の予防には効果的です。