更年期に気をつけたい病気
加齢による血管の衰え
人は加齢とともに血圧が高くなり、血管の老化が進みます。血圧は心臓から大動脈に血液を送り出すときに最も高くなり、戻ってくるときが最も低くなります。高血圧とは老化で血管が厚くなる、血栓が出来て血液の通りが悪くなる等の血管の障害で引き起こされる病気で様々な合併症を伴う危険な病気です。
特に心臓、脳、腎臓に大きなダメージを与え、動脈硬化を併発することが多くあります。動脈硬化は脳梗塞や心筋梗塞などを引き起こし、また老化でもろくなった血管は破れやすくなり、脳出血など命にかかわる危険な病気の引き金になりかねません。高血圧には遺伝的な要素が非常に多く、両親が高血圧の場合、50%の確率で子供に遺伝します。
また塩分の摂りすぎやストレス、更年期症状などによる自律神経の乱れが加わると更に発症の可能性が高まります。高血圧の予防にはなんと言っても食事と運動が効果的です。濃い味付けを避け、定期的に適度な運動を心がけましょう。また血管が老化すると高脂血症も起こりやすくなります。
高脂血症とは、血液中の脂質(コレステロールや中性脂肪)が異常に増えた状態のことで血液は粘ついています。この状態が続くと血管の内壁に脂質が沈着していき、動脈の壁が厚く硬くなってしまい果ては動脈硬化を引き起こします。
高脂血症も遺伝的要素が強く自覚症状がない病気ですが、肥満、過労、運動不足を解消することで防ぐことが可能です。特に食事では動物性脂肪の多い肉や乳製品は控え、EPAやDHAを多く含む魚を摂ることを心がけましょう。
またアルコールや糖分の高そうなものも控えてください。逆に食物繊維の多い野菜やきのこ、納豆や豆腐などの大豆製品、海藻類はしっかりととるようにします。またウォーキングなどの適度な運動でコレステロールを減らす努力も必要です。