更年期障害について
ドライ症候群
更年期になると潤いを保つ成分であるエストロゲンの減少により、皮膚だけでなく、眼、口の中、膣など全身が乾きやすくなってしまいます。この様な症状を総じてドライ症候群と呼びます。特に眼と口の中が乾く病気は膠原病(こうげんびょう)の一種である「シェーングレン症候群」と呼ばれ中年の女性に多く見られます。
シェーングレン症候群は進行すると倦怠感や関節痛などの全身症状を発します。ドライアイやドライマウスがある人は病院で診察を受けましょう。ドライアイとは涙腺の萎縮により、涙の分泌量が減少したり、涙の成分が変化することによって眼の表面を覆う粘膜に傷が生じてしまう病気です。
症状としては眼がかすむ、しょぼしょぼするなどの他に、痛みを感じたり、視力が低下するなどがあります。長時間、目を酷使する作業などはなるべく控えて、乾燥時には加湿器を使うなどをして空気の乾燥を防ぎましょう。点眼薬は市販のものは防腐剤などの添加物が含まれている場合が多いので最初は医師に相談することをお勧めします。
またドライマウスは更年期を迎えるとエストロゲンの減少により唾液の分泌量も減ってしまう結果、口の中が乾いてしまう病気です。
口の中が乾いてしまうと舌と歯がこすれて炎症を起こしやすくなり、更に症状が進むと味覚が鈍感になったり、話がしづらくなる、口臭がする、歯周病になるなどの障害が起こる場合ああります。ドライマウス対策用の商品については専門医に相談の上自分の症状にあったものを選びましょう。